脈拍は覚えるポイントが多くあります。正常値だけではなく測定部位などを覚えて確実に点数アップしていきましょう。
一般や状況設定の問題ではバイタルサインや状態を表すために良く使われています。
1、基本
正常値
- 新生児:120〜140回/分
- 乳児:110〜130回/分
- 幼児:100〜110回/分
- 学童:80〜100回/分
- 成人:60〜100回/分
異常値
- 徐脈:60回未満/分
- 頻脈:100回超え/分
測定部位
- 浅側頭動脈
- 総頸動脈
- 上腕動脈
- 橈骨動脈
- 尺骨動脈
- 大腿動脈
- 膝窩動脈
- 後脛骨動脈
- 足背動脈
2、過去問
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
学童期の脈拍数の基準値はどれか。
- 50〜70/分
- 80〜100/分
- 110〜130/分
- 140〜160/分
2.80〜100/分
過去問「必修」
学童期の正常な脈拍数はどれか。
- 50〜70/分
- 80〜100/分
- 110〜130/分
- 140〜160/分
- 2.80〜100/分
過去問「必修」
成人の橈骨動脈における脈拍の測定方法で正しいのはどれか。
2.
過去問「一般」
成人の人体図(別冊No. 2)を別に示す。
意識清明で不整脈のある成人の脈拍測定時に一般的に使われる部位はどれか。
- A
- B
- C
- D
- E
3.C
過去問「一般」
体位が身体に与える影響について正しいのはどれか。
- 座位から仰臥位になると楽に呼吸ができる。
- 立位と比較して座位の方が収縮期血圧は低い。
- 仰臥位から急に立位になると脈拍が速くなる。
- 立位からTrendelenburg〈トレンデレンブルグ〉位になると収縮期血圧が下降する。
3.仰臥位から急に立位になると脈拍が速くなる。
過去問「一般」
パルスオキシメータ(別冊No.6)を別に示す。
表示されている数値が示すのはどれか。
2つ選べ。
- 脈拍数
- 酸素分圧
- 酸素飽和度
- 重炭酸濃度
- 二酸化炭素濃度
1.脈拍数
3.酸素飽和度
ポイントは基本的な内容を問題にしていることです。
橈骨動脈の場所や測定方法と正常値を覚えます。
- 仰臥位から急に立位になると脈拍が速くなる。
- パルスオキシメータの表示
- 脈拍数
- 酸素飽和度
3、まとめ
- 正常値
- 新生児:120〜140回/分
- 乳児:110〜130回/分
- 幼児:100〜110回/分
- 学童:80〜100回/分
- 成人:60〜100回/分
- 異常値
- 徐脈:60回未満/分
- 頻脈:100回超え/分
- 測定部位
- 浅側頭動脈
- 総頸動脈
- 上腕動脈
- 橈骨動脈
- 尺骨動脈
- 大腿動脈
- 膝窩動脈
- 後脛骨動脈
- 足背動脈
- 仰臥位から急に立位になると脈拍が速くなる。
- パルスオキシメータの表示
- 脈拍数
- 酸素飽和度
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ