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【呼吸】看護師が覚える基本!看護師国家試験で出題された問題!

呼吸は覚えるポイントが多くあります。正常値だけではなく異常音や呼吸の型などを覚えて確実に点数アップしていきましょう。

呼吸は問題として良く出題されています。

また、一般や状況設定の問題ではバイタルサインや状態を表すために良く使われています。


 
 

1、基本

呼吸の基本を覚えます。

1).正常値

  • 新生児:35〜50回/分
  • 乳児:30〜40回/分
  • 幼児:20〜30回/分
  • 学童:18〜20回/分
  • 成人:12〜18回/分

2).異常値

  • 無呼吸:呼吸停止
  • 徐呼吸:9〜12回以下/分 深さ不変
  • 頻呼吸:25回以上/分 深さ不変
  • 小呼吸:呼吸数、深さともに減少
  • 多呼吸:呼吸数、深さともに増加
  • 過呼吸:1回換気量が増加

3).異常音

  1. 低音性連続性ラ音「いびき音」
    • 低調な連続性ラ音「いびきに似ている」
    • 呼気時に聴こえやすい
    • 痰などの分泌貯留
    • 腫瘍などにより気管、気管支が狭窄
  2. 高音性連続性ラ音「笛声音」
    • 高調な連続性ラ音「ピーピーと聴こえる」
    • 呼気時に聴こえやすい
    • 気管支喘息、肺気腫、腫瘍などにより気管、気管支が狭窄
  3. 細かい断続性ラ音「捻髪音」
    • 高調な断続性ラ音「パリパリと聴こえる」
    • 吸気時に聴こえやすい
    • 初期のうっ血性心不全、初期の肺炎、初期の肺水腫
  4. 粗い断続性ラ音「水泡音」
    • 低調な断続性ラ音「ブクブク、ブツブツと聴こえる」
    • 吸気時に聴こえやすい
    • うっ血性心不全、肺炎、肺水腫、痰の貯留

4).呼吸の型

  1. チェーンストーク
    • 呼吸器、無呼吸器が交互に出現
    • 呼吸振幅が漸増、漸減を示し紡錘状となる
  2. ビオー型
    • 一定の呼吸、深さの後突然の無呼吸となりまた戻る
  3. 鼻翼呼吸
    • 換気量維持のため呼吸時に鼻翼が広がる
  4. 下顎呼吸
    • 瀕死時に見られる
  5. 中枢神経性過呼吸
    • 規則正しく持続的な速く深い呼吸
    • 30〜40回ぐらいの呼吸数となる
  6. 持続性吸息呼吸
    • 吸気状態で2〜3秒ぐらい呼吸を休止する。
    • 呼気も休止がみられリズムが不規則。
  7. 群発呼吸
    • 深い呼吸と無呼吸が交互に起こる
  8. 失調性呼吸
    • 呼吸の深さやリズムが不規則になり呼吸停止へ移行する

 

2、過去問

過去の問題を見てみます。

過去問「必修」

Cheyne-Stokes〈チェーン-ストークス〉呼吸はどれか。

1.①

過去問「必修」

異常な呼吸音のうち高調性連続性副雑音はどれか。

  1. 笛のような音〈笛音〉
  2. いびきのような音〈類鼾音るいかんおん
  3. 耳元で髪をねじるような音〈捻髪音〉
  4. ストローで水に空気を吹き込むような音〈水泡音〉

1.笛のような音〈笛音〉

過去問「必修」

【不適切問題】

  • 問題として適切であるが、必修問題としては妥当ではないため。

過呼吸で正しいのはどれか。

  1. 吸気時に下顎が動く。
  2. 1回換気量が増加する。
  3. 呼吸数が24/分以上になる。
  4. 呼吸リズムが不規則になる。

2.1回換気量が増加する。

過去問「必修」

乳児期における呼吸の型はどれか。

  1. 肩呼吸
  2. 胸式呼吸
  3. 腹式呼吸
  4. 胸腹式呼吸

3.腹式呼吸

過去問「一般」

自発呼吸時の胸腔内圧を示す曲線はどれか。

4.

過去問「一般」

小児の呼吸法が、腹式呼吸から成人と同じ胸式呼吸に変化する時期はどれか。

  1. 生後6か月
  2. 3歳
  3. 7歳
  4. 12歳

3.7歳

過去問「一般」

呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。

  1. 呼気延長───胸水
  2. 呼吸音の減弱───過換気症候群hyperventilation syndrome
  3. 呼吸音の増強───無気肺atelectasis
  4. 肺野での気管支呼吸音の聴取───肺炎

4.肺野での気管支呼吸音の聴取───肺炎

過去問「状況設定」

Aさん(92歳、女性)は、脳梗塞cerebral infarctionの後遺症のため要介護4で、2年前から特別養護老人ホームに入所している。

入所時は、日常生活は全介助で、話しかけるとうなずいたり首を振るなど自分の意思を伝えることができた。

Aさんは歌が好きで、歌に関するレクリエーションには車椅子で参加し、笑顔がみられていた。

家族は週1回、面会に来ていた。

入所時に、Aさんは「延命処置を望まない」、家族は「できるだけ長生きしてほしい」と言っていた。

最近、ほとんど食事を摂らなくなり、閉眼していることが多く、看護師や施設職員の声かけに対する反応が徐々に鈍くなってきた。

家族が面会時に声をかけると、目を開け、うなずくなどの意思表示がある。

Aさんの状態から、医師と相談し看護師は看取りの準備が必要であると判断した。

3日後、Aさんは声かけに全く反応しなくなったため、看護師は死期が迫っていると判断した。

看護師が観察するAさんの状態はどれか。

  1. 尿量の増加
  2. 流涎の増加
  3. 下痢便の出現
  4. 下顎呼吸の出現

4.下顎呼吸の出現

ポイントは過去の正解答を、誤解答は正解答にして覚えます。

  • 乳児期における呼吸の型
    1. 腹式呼吸
  • 小児の呼吸法が成人と同じ胸式呼吸に変化する時期
    1. 7歳
  • 呼気延長
    1. 慢性閉塞性肺疾患
    2. 気管支喘息
  • 呼吸音の減弱
    1. 無気肺
    2. 気胸
    3. 胸水
  • 呼吸音の増強
    1. 過換気症候群
  • 肺野での気管支呼吸音の聴取
    1. 肺炎
    2. 肺うっ血

 

3、まとめ

色をつけたところを優先的に覚えます。

  • 正常値
    1. 新生児:35〜50回/分
    2. 乳児:30〜40回/分
    3. 幼児:20〜30回/分
    4. 学童:18〜20回/分
    5. 成人:12〜18回/分
  • 異常値
    1. 無呼吸:呼吸停止
    2. 徐呼吸:9〜12回以下/分 深さ不変
    3. 頻呼吸:25回以上/分 深さ不変
    4. 小呼吸:呼吸数、深さともに減少
    5. 多呼吸:呼吸数、深さともに増加
    6. 過呼吸:1回換気量が増加
  • 低音性連続性ラ音「いびき音」
    1. 低調な連続性ラ音「いびきに似ている」
    2. 呼気時に聴こえやすい
    3. 痰などの分泌貯留
    4. 腫瘍などにより気管、気管支が狭窄
  • 高音性連続性ラ音「笛声音」
    1. 高調な連続性ラ音「ピーピーと聴こえる」
    2. 呼気時に聴こえやすい
    3. 気管支喘息、肺気腫、腫瘍などにより気管、気管支が狭窄
  • 細かい断続性ラ音「捻髪音」
    1. 高調な断続性ラ音「パリパリと聴こえる」
    2. 吸気時に聴こえやすい
    3. 初期のうっ血性心不全、初期の肺炎、初期の肺水腫
  • 粗い断続性ラ音「水泡音」
    1. 低調な断続性ラ音「ブクブク、ブツブツと聴こえる」
    2. 吸気時に聴こえやすい
    3. うっ血性心不全、肺炎、肺水腫、痰の貯留
  • チェーンストーク
    1. 呼吸器、無呼吸器が交互に出現
    2. 呼吸振幅が漸増、漸減を示し紡錘状となる
  • ビオー型
    1. 一定の呼吸、深さの後突然の無呼吸となりまた戻る
  • 鼻翼呼吸
    1. 換気量維持のため呼吸時に鼻翼が広がる
  • 下顎呼吸
    1. 瀕死時に見られる
  • 中枢神経性過呼吸
    1. 規則正しく持続的な速く深い呼吸
    2. 30〜40回ぐらいの呼吸数となる
  • 持続性吸息呼吸
    1. 吸気状態で2〜3秒ぐらい呼吸を休止する。
    2. 呼気も休止がみられリズムが不規則。
  • 群発呼吸
    1. 深い呼吸と無呼吸が交互に起こる
  • 失調性呼吸
    1. 呼吸の深さやリズムが不規則になり呼吸停止へ移行する
  • 乳児期における呼吸の型
    1. 腹式呼吸
  • 小児の呼吸法が成人と同じ胸式呼吸に変化する時期
    1. 7歳
  • 呼気延長
    1. 慢性閉塞性肺疾患
    2. 気管支喘息
  • 呼吸音の減弱
    1. 無気肺
    2. 気胸
    3. 胸水
  • 呼吸音の増強
    1. 過換気症候群
  • 肺野での気管支呼吸音の聴取
    1. 肺炎
    2. 肺うっ血

竜

勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ