平均寿命は感覚でわかりますが、問題として言葉で説明されると意外とわからなくなるものです。また平均余命も間違えやすいためしっかりと理解して覚える必要があります。
平均寿命は毎年「数字」が変わるため注意が必要です。
試験の年に合わせたデータを覚えます。

1、平均寿命
平均寿命は「生まれてから死ぬまでの時間」のことです。

竜
少しわかりにくいのだ
例えば平均寿命が90歳だとすると「0歳から90歳までの時間」のことになります。
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
日本の平成25年(2013年)における男性の平均寿命はどれか。
- 70.21年
- 75.21年
- 80.21年
- 85.21年
3.80.21年
ポイントになる所は、性別と覚える桁になります。
この問題では男性ですが、女性と男性では平均寿命が違うため、それぞれの平均寿命を覚えます。
覚える桁は上から3桁を覚えます。
この問題の場合「802」になります。
2、平均余命
平均余命は「その年齢からあとどれぐらい生きられるかの期待値」のことです。
厚生労働省がデータを発表していますが、数字を覚える必要はありません。
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
平均寿命で正しいのはどれか。
- 0歳の平均余命である。
- 20歳の平均余命である。
- 60歳の平均余命である。
- 死亡者の平均年齢である。
1.0歳の平均余命である。
ポイントとなるのは0歳の平均余命と平均寿命は同じになります。
良く出題される式で「平均寿命−年齢=平均余命」がありますが、これは間違いです。

竜
この間違いは本当に注意するのだ
3、まとめ
- 平均寿命:生まれてから死ぬまでの時間
- 平均寿命は男女別で上から3桁を覚える
- 平均余命:その年齢からあとどれぐらい生きられるかの期待値
- ◯「0歳の平均余命」=「平均寿命」
- ×「平均寿命」−「年齢」=「平均余命」
4、追加問題
112回
令和元年(2019年)の0歳男児の平均余命はどれか。
- 78.4年
- 81.4年
- 84.4年
- 87.4年
2.81.4年

竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ