「抗菌薬」は看護師国家試験であまり出題されていません。問題の一部や選択肢の誤解答として出てくることがあります。
薬剤の問題は基本的なことが出題されることが多いため、点数を取りやすいです。
1、抗菌薬
とにかく種類や数が多くありますが、薬剤の名前で「抗菌薬だ」と判断できる程度で良いので覚えます。
抗菌薬の名前はどこか似ている気がします。
- ○○マイシン
- ○○シン
- セフ○○
- ○○リン
2、主な抗菌薬の一覧
竜
めちゃくちゃ多いのだ
- アミノグリコシド系:カナマイシン硫酸塩、パロモマイシン
- カルバペネム系:テビペネムピボキシル
- オキサゾリジノン系:リネゾリド
- グリコペプチド系:バンコマイシン塩酸塩
- セフェム系「第一世代」:セファクロル、セファレキシン、セフロキサジン
- セフェム系「第二世代」:セフロキシムアキセチル、セフォチアムヘキセチル
- セフェム系「第三世代」:セフィキシム、セフカペンピボキシル、セフジトレンピボキシル、セフジニル、セフチブテン、セフテラムピボキシル、セフポドキシムプロキセチル
- テトラサイクリン系:ミノサイクリン、デメチルクロルテトラサイクリン、ドキシサイクリン、テトラサイクリン
- ST合剤:スルファメトキサゾール+トリメトプリム
- ピリドンカルボン酸系:ナリジクス酸、ピペミド酸
- ニューキノロン系「第二世代」:ノルフロキサシン、ロメフロキサシン塩酸塩、オフロキサシン、シプロフロキサシン、プルリフロキサシン
- ニューキノロン系「第三世代」:レボフロキサシン、トスフロキサシン
- ニューキノロン系「第四世代」:ガレノキサシン、シタフロキサシン水和物、モキシフロキサシン
- リンコマイシン系:クリンダマイシン、リンコマイシン
- クロラルフェニコール系:クロラムフェニコール
- 抗原中薬:メトロニダゾール
- ペニシリン系:ベンジルペニシリンベンザチン水和物、アンピシリン水和物、スルタミシリントシル酸塩水和物、バカンピシリン塩酸塩、アモキシシリン、パセトシン
- ペニシリン系「βラクタマーゼ阻害剤配合」:アモキシシリン+クラブラン酸、アンピシリン+クロキサシリン
- ペネム系:ファロペネム
- ホスホマイシン系:ホスホマイシン
- ペプチド系:ポリミキシンB硫酸塩、コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム
- マクロライド系:エリスロマイシン、クラリスロマイシン、ロキシスロマイシン、アジスロマイシン、スピラマイシン、ジョサマイシン
3、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
ペニシリンの分類はどれか。
- 抗癌薬
- 抗菌薬
- 抗炎症薬
- 抗ウイルス薬
2.抗菌薬
ポイントは過去に出題された問題の正解答を覚えます。
4、まとめ
- 名前の特徴
- ○○マイシン
- ○○シン
- セフ○○
- ○○リン
- 過去問
- ペニシリンの分類は「抗菌薬」
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ