「アドボカシー」について、過去の看護師国家試験で比較的良く出題されています。選択肢でも使われるため覚えましょう。
1、アドボカシー
「権利擁護」のことで、「患者の意見を代弁」「権利を主張」などの支援をすることです。
アドボカシーを実行する人をアドボケイトと呼びます。
2、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
看護師が行う患者のアドボカシーで最も適切なのはどれか。
- 多職種と情報を共有する。
- 患者の意見を代弁する。
- 患者に害を与えない。
- 医師に指示を聞く。
2.患者の意見を代弁する。
過去問「一般」
Aちゃん(3歳、女児)は、病室で朝食を食べていた。
そこに、医師が訪室して採血を行いたいと話したところ、Aちゃんは何も答えず下を向いて泣き始めた。
その様子を見ていた看護師は、Aちゃんは朝食を中断して採血されるのは嫌だと思っているようなので、朝食後に採血して欲しいと医師に話した。
この看護師の対応の根拠となる概念はどれか。
- アセント
- コンセント
- アドボカシー
- ノーマライゼーション
- ノンコンプライアンス
3.アドボカシー
次のことは覚えましょう。
- アドボカシー:権利擁護
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ