「第二次性徴」について、過去の看護師国家試験では比較的良く出題されています。覚えることは少なく簡単であるため、さらっと覚えましょう。
1、第二次性徴
第2次性徴は生殖能力が備わり身体変化が思春期に生じる特徴のことです。
「アンドロゲン」
「エストロゲン=卵胞ホルモン」
「プロゲステロン=黄体ホルモン」
などにより変化を伴います。
1).男性
アンドロゲンが最も関与します。
変声→陰毛発生→精通
2).女性
エストロゲンが最も関与します。
乳房発育→陰毛発生→初経
2、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
第二次性徴の発現に関与するホルモンはどれか。
- 抗利尿ホルモン〈ADH〉
- 黄体形成ホルモン〈LH〉
- 副甲状腺ホルモン〈PTH〉
- 甲状腺刺激ホルモン〈TSH〉
2.黄体形成ホルモン〈LH〉
過去問「必修」
第二次性徴による身体の変化で正しいのはどれか。
- 精通
- 体重減少
- 内臓脂肪の増加
- 第1大臼歯の萌出
1.精通
過去問「必修」
男子の第二次性徴による変化はどれか。
- 精通
- 骨盤の拡大
- 皮下脂肪の増加
- 第1大臼歯の萌出
1.精通
過去問「一般」
第二次性徴で正しいのはどれか。
- 女児は乳房の発育から始まる。
- 発現は男児が女児よりも早い。
- 初経の開始後に、第二次発育急進が起こる。
- 精通は11歳の男児のほとんどに認められる。
1.女児は乳房の発育から始まる。
次のことは覚えましょう。
- 第二次性徴に関与するホルモン
- アンドロゲン
- エストロゲン=卵胞ホルモン
- プロゲステロン=黄体ホルモン
- 男性
- 変声→陰毛発生→精通
- 女性
- 乳房発育→陰毛発生→初経
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ