「妊娠」は看護師国家試験では必ず出題されています。しかも2問以上出題されることが多いため必ず対策をします。妊娠週数の数え方もできるようにしましょう。
覚えることは多いですが、どれも基本的なことであるためしっかり覚えます。
また、出題される問題は状況設定問題が多く基本を知っていても難しく感じるため、過去の問題をしっかりと解いて慣れましょう。
1、妊娠
妊娠は受精卵が子宮に着床して発育を続ける状態のことです。
この状態の女性を妊婦と呼びます。
- 初妊婦:初めて妊娠した女性
- 経妊婦:過去に妊娠の経験がある妊婦
分娩期にある女性を産婦と呼びます。
- 未産婦:分娩を経験をしたことがない女性
- 初産婦:妊娠22週以降の分娩を初めて経験する産婦
- 経産婦:妊娠22週以降の分娩を経験したことのある産婦
1).妊娠の成立
排卵された卵子は卵管采により卵管に取り込まれ、卵管膨大部で受精が行われ受精卵になります。
- 受精:卵子の中に精子が進入し、精子と卵子が融合すること
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を下り子宮腔に入り、子宮内膜に着床して妊娠が成立します。
- 着床:受精卵が子宮内膜に付着すること
2、妊娠の時期
妊娠の時期は初期、中期、後期に分けられています。
- 妊娠初期:妊娠0週0日〜13週6日
- 妊娠中期:妊娠14週0日〜27週6日
- 妊娠後期:妊娠28週0日以降
1).週数の数え方
最終月経を0週0日として数えます。
そのため妊娠の1週は0日〜6日で数えます。
- 妊娠0週0日〜6日:0〜6日
- 妊娠1週0日〜6日:7〜13日
- 妊娠2週0日〜6日:14〜20日
↓
- 妊娠39週0日〜6日:273日〜279日
- 妊娠40週0日〜6日:280〜286日
分娩予定日は最終月経から280日(40週0日)経過した日になります。
3、妊婦健診診査
母子保健法第13条で定められ、市町村は全14回に渡り健康診査を行います。
- 妊娠初期〜23週
- 4週間に1回
- 合計4回
- 妊娠24週〜35週
- 2週間に1回
- 合計6回
- 妊娠36週〜出産まで
- 1週間に1回
- 合計4回
共通して行われるのは「健康状態の把握」「検査計測」「保健指導」があります。
- 健康状態の把握
- 妊娠週数に合わせた問診や診察など
- 検査計測
- 子宮底長
- 腹囲
- 血圧
- 浮腫
- 尿検査「糖、蛋白」
- 身長「1回目のみ」
- 体重
- BMIによる推奨体重
- 低体重「BMI:18.5未満」
- 9〜12kg
- 普通「BMI:18.5以上、25.0未満」
- 7〜12kg
- 肥満「BMI:25.0以上」
- 個別対応
- 低体重「BMI:18.5未満」
- 保健指導
- 妊娠期間を健康に過ごすために食事や生活に関すること、妊娠や出産、育児などに対する不安や悩みの相談
他に「血液検査」「超音波検査」など、妊娠週数に合わせた検査があります。
- 妊娠初期〜23週
- 血液検査「初期に1回」
- 血液型(ABO血液型・Rh血液型、不規則抗体)
- 血算
- 血糖
- B型肝炎抗原
- C型肝炎抗体
- HIV 抗体
- 梅毒血清反応
- 風疹ウイルス抗体
- 子宮頸がん検診「初期に1回」
- 細胞診
- 超音波検査「期間内に2回」
- 血液検査「初期に1回」
- 妊娠24週〜35週
- 血液検査「期間内に1回」
- 血算
- 血糖
- B群溶血性レンサ球菌「期間内に1回」
- 超音波検査「期間内に1回」
- 血液検査「期間内に1回」
- 妊娠36週〜出産まで
- 血液検査「期間内に1回」
- 血算
- 血糖
- 超音波検査「期間内に1回」
- 血液検査「期間内に1回」
これらの期間内以外に別の期間で定められた検査があります。
- 妊娠30週まで
- 血液検査「期間内に1回」
- HTLV‐1抗体検査
- 性器クラミジア「期間内に1回」
- 血液検査「期間内に1回」
4、分娩の種類
妊娠の週数により分娩の種類が決められています。
- 流産:妊娠0週0日〜21週6日「22週未満」
- 早産:妊娠22週0日〜36週6日
- 正期産:妊娠37週0日〜41週6日
- 過期産:妊娠42週以降
5、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
正期産の定義はどれか。
- 妊娠36週0日から40週6日
- 妊娠37週0日から41週6日
- 妊娠38週0日から42週6日
- 妊娠39週0日から43週6日
2.妊娠37週0日から41週6日
過去問「一般」
妊娠の成立の機序で正しいのはどれか。
2つ選べ。
- 原始卵胞から卵子が排出される。
- 排卵後の卵子は卵管采によって卵管に取り込まれる。
- 受精は精子と卵子との融合である。
- 受精卵は子宮内で2細胞期になる。
- 着床は排卵後3日目に起こる。
2.排卵後の卵子は卵管采によって卵管に取り込まれる。
3.受精は精子と卵子との融合である。
過去問「一般」
妊娠36週の妊婦にNST〈non-stress test〉を行うため、分娩監視装置を装着することになった。
妊婦への説明で正しいのはどれか。
2つ選べ。
- 「胎児の健康状態を判定します」
- 「所要時間は10分です」
- 「排尿を済ませて下さい」
- 「仰向けで行います」
- 「固定用ベルトを1本使用します」
1.「胎児の健康状態を判定します」
3.「排尿を済ませて下さい」
過去問「一般」
正常に経過している妊娠36週の妊婦が、次に妊婦健康診査を受診する時期として推奨されるのはどれか。
- 4週後
- 3週後
- 2週後
- 1週後
4.1週後
過去問「一般」
妊娠37週の妊婦の胎児心拍数陣痛図の所見で正常なのはどれか。
- 胎児心拍数基線が110〜160bpmである。
- 胎児心拍数基線細変動を認めない。
- 一過性頻脈を認めない。
- 一過性徐脈を認める。
1.胎児心拍数基線が110〜160bpmである。
過去問「一般」
妊娠の初期と後期のどちらの時期にも起こるマイナートラブルはどれか。
- 下肢静脈瘤
- 搔痒感
- つわり
- 頻尿
4.頻尿
過去問「一般」
日本の周産期の死亡に関する記述で正しいのはどれか。
- 新生児死亡は生後1週未満の死亡をいう。
- 死産は妊娠満12週以後の死児の出産をいう。
- 妊産婦死亡は妊娠中又は妊娠終了後満28日未満の女性の死亡をいう。
- 令和元年(2019年)の人口動態統計では自然死産数が人工死産数よりも多い。
2.死産は妊娠満12週以後の死児の出産をいう。
過去問「状況設定」
Aさん(30歳、初産婦)はX年2月5日に妊婦健康診査のために来院した。
X年2月のカレンダーにAさんの受診日と分娩予定日を示す。
看護師は、医師からAさんの母子健康手帳に受診時の妊娠週数と日数を記入するよう依頼された。
Aさんの受診時の妊娠週数および日数で正しいのはどれか。
- 妊娠35週5日
- 妊娠35週6日
- 妊娠36週5日
- 妊娠36週6日
3.妊娠36週5日
過去問「状況設定」①
Aさん(30歳、初妊婦)は、夫(32歳、会社員)と2人暮らし。身長は160cm、非妊時体重60kgである。妊娠8週の妊婦健康診査を受診し順調な経過と診断された。嘔吐はないが、時々嘔気があると訴え、対処法について質問があった。
Aさんへの説明で適切なのはどれか。
- 「空腹を避けましょう」
- 「塩味を濃くしましょう」
- 「規則正しく3食摂りましょう」
- 「市販の調理済みの食品は控えましょう」
1.「空腹を避けましょう」
過去問「状況設定」②
(上記①の続きの問題)
妊娠12週の妊婦健康診査の際、「つわりが少し楽になってきて、ついつい食べてしまいます。あまり太らない方がよいですよね」と話す。
Aさんの妊娠期間中の理想体重増加量の範囲について、下限と上限の組合せで正しいのはどれか。
- 7kg───10kg
- 7kg───12kg
- 9kg───10kg
- 9kg───12kg
2.7kg───12kg
過去問「状況設定」
A市に住むBさん(40歳、経産婦)は、妊娠20週0日である。
夫(42歳、会社員)、長女のCちゃん(5歳)の3人暮らし。
朝食を終えた午前8時、大規模災害が発生し、夫は倒壊した家屋に両下肢が挟まれ身動きがとれなくなった。
一緒にいたBさんとCちゃんは無事だったが、慌てるBさんのそばでCちゃんは泣きながら座りこんでいた。
午前10時、夫は救助隊に救出されたが、下肢の感覚はなくなっていた。病院に搬送された夫は、その日のうちに入院となった。
被災当日にBさんはCちゃんとともに避難所に入所した。
被災後1日、Bさんは巡回してきた看護師に「今妊娠20週目ですが、おなかが張ることがあります」と話した。
看護師が確認する項目で優先度が高いのはどれか。
- 下肢の浮腫の程度
- 食事の摂取状況
- 性器出血の有無
- 排泄状況
3.性器出血の有無
過去問「状況設定」①
Aさん(28歳、初妊婦)は、夫(30歳、会社員)と2人暮らし。
妊娠37週0日で妊婦健康診査のため来院した。
身長160cm、
体重62kg(非妊時体重54kg)。
血圧122/74mmHg。
Hb12.1g/dL、Ht36%。
尿蛋白(-)、尿糖(-)。
下肢に軽度の浮腫を認める。
子宮底長32cm、推定胎児体重2,810g。
Aさんは「1時間に2、3回お腹が張ることがありますが、休んでいるとおさまります」と言う。
このときのAさんの状態で正しいのはどれか。
- 陣痛発来
- 正常な妊娠経過
- 胎児発育不全〈FGR〉
- 妊娠高血圧症候群〈HDP〉
2.正常な妊娠経過
過去問「状況設定」②
(上記①の続きの問題)
妊婦健康診査後、Aさんは「数日前から頻回に尿意を感じるようになり、夜間もトイレへ行くために目が覚め、よく眠れない」と看護師に訴えてきた。
Aさんに排尿時痛および残尿感はない。
Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
- 水分摂取を促す。
- 骨盤底筋群の運動を促す。
- 分娩後には改善する可能性が高いと説明する。
- 睡眠薬の処方について医師に相談すると伝える。
3.分娩後には改善する可能性が高いと説明する。
過去問「状況設定」③
(上記②の続きの問題)
Aさんは「初めての育児なので不安です。実家の母が手伝いに来てくれる予定ですが、夫は忙しくていつも22時ころにならないと帰ってきません」と言う。
Aさんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- 「新生児訪問指導の時に相談してください」
- 「夫に早く帰ってきてもらうよう相談してください」
- 「実母以外にも手伝ってくれる人をみつけましょう」
- 「育児について不安に思っている内容を一緒に確認しましょう」
4.「育児について不安に思っている内容を一緒に確認しましょう」
過去問「状況設定」①
Aさん(34歳、初産婦)は、夫(37歳、会社員)と2人暮らし。
事務の仕事をしている。
身長157cm、非妊時体重54kg。
妊娠24週4日の妊婦健康診査時の体重58kgで4週前から1.5kg増加している。
血圧128/88mmHg。
尿蛋白(±)、尿糖(−)。
浮腫(±)。
Hb10g/dL、Ht30%。
子宮底長22.5cm、腹囲84cm。胎児推定体重700g。
非妊時より白色の腟分泌物は多いが、搔痒感はない。
Aさんの妊婦健康診査時のアセスメントで適切なのはどれか。
- 妊娠性貧血
- 腟カンジダ症
- 胎児発育不全〈FGR〉
- 妊娠高血圧症候群〈HDP〉
1.妊娠性貧血
過去問「状況設定」②
(上記①の続きの問題)
妊婦健康診査後、Aさんは看護師に「毎朝30分、電車内で立ち続けているので職場までの通勤がとても疲れます」と話した。
看護師はAさんに、就労する妊娠中の女性に関する制度について説明した。
Aさんがこの時点で取得できるのはどれか。
- 産前休業
- 時差出勤
- 就業の制限
- 所定労働時間の短縮
2.時差出勤
過去問「状況設定」③
(上記②の続きの問題)
Aさんは夫に付き添われ、妊娠35週4日に妊婦健康診査を受けた。
体重62kg、血圧126/76mmHg。
尿蛋白(−)、尿糖(−)。浮腫(±)。
子宮底長30cm、腹囲88cm。
Aさんは看護師に「膝の裏の血管が膨らんで、青く浮き出てきました。夕方になると足がだるくなり、夕食の準備のため立っているとつらくなります」と言う。
Aさんへの指導で適切なのはどれか。
2つ選べ。
- 「水分を控えましょう」
- 「体重を減らしましょう」
- 「ガードルを着用しましょう」
- 「弾性ストッキングを着用しましょう」
- 「寝るときは足を高くして横になりましょう」
4.「弾性ストッキングを着用しましょう」
5.「寝るときは足を高くして横になりましょう」
過去問「状況設定」①
Aさん(24歳、初産婦、会社員)は、現在、両親と妹の4人で暮らしている。
パートナー(24歳、会社員)と結婚する予定である。
Aさんは、妊娠8週の妊婦健康診査で「朝起きると気持ちが悪くあまり食べられません。台所から食べ物の匂いがするだけで吐き気がします」と話している。
Aさんへの食事指導で最も適切なのはどれか。
- 水分は温かい飲料にする。
- 栄養のバランスのよい食物を摂取する。
- 1回量を少なくして食べる回数を増やす。
- カロリーの高い食物を積極的に摂取する。
3.1回量を少なくして食べる回数を増やす。
過去問「状況設定」②
(上記①の続きの問題)
このときの妊婦健康診査で「妊娠することは考えていなかったので、これから自分の体にどういうことが起こるのか分かりません」とAさんから相談があった。
看護師は、次の妊婦健康診査までに生じやすい変化について説明することにした。
Aさんに生じやすいのはどれか。
- 痔
- 便秘
- 腰痛
- 静脈瘤
2.便秘
過去問「状況設定」③
(上記②の続きの問題)
Aさんは、妊娠23週に結婚し、パートナーの家に転居した。
翌週の妊婦健康診査で、Aさんは「最近は、結婚や引っ越しで忙しかったです。これから新しい環境に慣れていきたいと思っています」と話した。
妊娠経過は順調である。
このときに看護師がAさんに対して説明する内容で優先度が高いのはどれか。
- 保育所の選択
- 乳房の手入れ
- 側臥位での睡眠
- 妊婦健康診査の受診頻度
4.妊婦健康診査の受診頻度
過去問「状況設定」①
Aさん(28歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。月経周期は28日型で、最終月経は3月2日から4日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。
3月と4月のカレンダーを示す。
本日、4月14 日のAさんの妊娠週数および日数を最終月経から求めよ。
解答:妊娠①週②日
①:0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
②:0 1 2 3 4 5 6
①.6
②.1
過去問「状況設定」②
(上記①の続きの問題)
Aさんは医師から妊娠していると説明を受けた。Aさんは看護師に「初めての妊娠でうれしい。でも、任されている大きなプロジェクトが続けられなくなるため悲しくて、妊娠しなければよかったと思います」と話す。
この時期のAさんの心理状態で最も適切なのはどれか。
- 錯乱状態である。
- 他罰的な感情がある。
- マタニティブルーズである。
- アンビバレント〈両価的〉な感情がある。
4.アンビバレント〈両価的〉な感情がある。
過去問「状況設定」③
(上記②の続きの問題)
Aさんの次回の受診は4週後になった。Aさんは「数日前から朝起きたときやおなかがすいたときに吐き気がします。次の受診までに私の体にどのような変化が起こるのでしょうか」と話した。
看護師のAさんに対する説明で最も適切なのはどれか。
- 「体がかゆくなります」
- 「おりものが多くなります」
- 「仰向けで寝ていると気分が悪くなります」
- 「下肢にけいれんが起こりやすくなります」
2.「おりものが多くなります」
ポイントは過去の問題をたくさん解いて応用力を身につけて問題の対策をします。
また、カレンダーを使った妊娠週数を数える問題は、数え方のポイントがわかれば確実に点数を取ることができます。
6、妊娠週数の数え方
過去の問題を参考に妊娠週数の数え方のポイントを説明します。
妊娠週数の計算方法としてネーゲレ概算法がありますが、私は使いませんでした。
一応、ネーゲレ概算法をさらっと説明します。
カレンダーを使って数えることをお勧めするのだ
1).ネーゲレ概算法
ネーゲレ概算法は月経周期が28〜30日と規則正しい場合に用いることができる計算方法です。
最終月経の月にプラス9「orマイナス3」、日にプラス7をして分娩予定日を算出します。
- 月:最終月経月+9「or −3」
- 日:最終月経+7
例:最終月経3月28日
- 月:3月+9=12月
- 日:28日+7=35日
- 12月は31日まであるため
- 35日−31日=4日
- 「日」の数えで1ヶ月あるため
- 12月+1ヶ月=1月
- 1月4日が分娩予定日
2).過去の問題の解き方
この記事で使われている過去問の妊娠週数の数え方を説明していきます。
カレンダーを使って週数を数える方法は「日」から数えると数えやすいです。
過去問①
Aさん(30歳、初産婦)はX年2月5日に妊婦健康診査のために来院した。
X年2月のカレンダーにAさんの受診日と分娩予定日を示す。
看護師は、医師からAさんの母子健康手帳に受診時の妊娠週数と日数を記入するよう依頼された。
Aさんの受診時の妊娠週数および日数で正しいのはどれか。
- 妊娠35週5日
- 妊娠35週6日
- 妊娠36週5日
- 妊娠36週6日
3.妊娠36週5日
問題を要約すると
「2月5日が受診日」
「2月28日が分娩予定日」で
2月5日受診日の妊娠週数を求める問題になります。
2月28日が分娩予定日ということは
2月28日は40週0日ということです。
つまり
2月27日は39週6日
2月26日は39週5日
ということがわかります。
2月5日と同じ曜日は2月26日であるため、ここから週を数えます。
2月26日は39週5日であるため
2月19日は38週5日
2月12日は37週5日
2月5日は36週5日
となります。
普通にカレンダーを数えた方が簡単ですぐに解けます。
過去問②
Aさん(28歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。月経周期は28日型で、最終月経は3月2日から4日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。
3月と4月のカレンダーを示す。
本日、4月14 日のAさんの妊娠週数および日数を最終月経から求めよ。
解答:妊娠①週②日
①:0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
②:0 1 2 3 4 5 6
①.6
②.1
問題を要約すると
「最終月経は3月2日」
4月14日の妊娠週数を求める問題になります。
3月2日が最終月経ということは
3月2日は0週0日ということです。
つまり
3月3日は0週1日
ということがわかります。
4月14日と同じ曜日は3月3日であるため、ここから週を数えます。
3月3日は0週1日であるため
3月10日は1週1日
3月17日は2週1日
3月24日は3週1日
3月31日は4週1日
4月7日は5週1日
4月14日は6週1日
となります。
この問題も、普通にカレンダーを数えた方が簡単ですぐに解けます。
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ