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【精神科】認知症病棟で働く看護師の1日!看護業務の実態!

認知症病棟で3年以上の看護業務の経験があります。仕事は大変なのか楽なのか、1日の業務の流れなどをまとめましたので参考にどうぞ。

私が経験した病棟では認知症が70〜80%、統合失調症や双極性障害などが20〜30%入院していました。

それではどんな1日だったのか見ていきましょう。


1、1日の流れ

まずは大まかな流れです。

ちなみに2交代制でした。

日勤

8:00〜8:30
申し送り

8:30〜12:00
検温、処置、おむつ交換、カルテの記録

12:00〜13:00
昼食、配薬

13:00〜17:00
検温、処置、おむつ交換、カルテの記録

夜勤

17:00〜18:00
夕食、配薬

18:00〜19:00
おむつ交換

19:00〜22:00
処置、配薬、カルテの記録

22:00
消灯

22:00〜5:00
ラウンド、カルテの記録

5:00
おむつ交換

6:00
起床

6:00〜7:00
処置

7:00〜8:00
朝食、配薬

1日の基本的な業務に加えて、入院、退院、転出などがあり、患者対応も臨機応変にしています。


2、患者対応

認知症とそれ以外の方に分けて、どんな対応があるのかを見ていきましょう。

認知症

認知症の方は高齢者であることが多く、ADLの低下が著名であるため、ベッドや車椅子で過ごす方が多くいます。

おむつ交換

1日4回の時間帯でおむつ交換をしていますが、失禁があれはその都度対応します。

不穏時

患者が不穏な状態になると頓服薬を内服してもらいます。

ただ、認知症で理解が得られず内服できないことも多いです。

不穏な状態で多いのは、易怒性、大声、暴言、暴力などの出現です。

他室出入り

他の部屋に入っている患者を自室へ誘導します。

他室で入りでは、他の患者の私物を漁る、盗む、食べる、ベッドで寝るなどです。

排泄トラブル

放尿や放便、弄便、ストーマやバルーン管理などがあります。

ストーマやバルーンなどは自分で外して大変な状態になっていることがあります。

食事介助や補食

自分で食事が食べれない以外に、認知症により集中できない、食事と理解していないなどの状態の方に食事介助をします。

食事摂取量が少ない方にはエンシェアリキッドやブリックゼリー、プロテインゼリーなど補食として食べてもらいますが、それでも食べれない場合は点滴をします。

隔離、拘束

暴力や迷惑行動、危険行動などがあれば隔離や拘束をして対応します。

認知症以外

統合失調症や双極性障害など患者が多くいます。

おむつ交換

自分でトイレに行って排泄ができる能力があるにも関わらず、精神状態によりそれができない方におむつ交換をします。

また、内服薬の効果や副作用によりトイレに行けない方や拘束で動けない方もおもつ交換をします。

不穏時

患者が不穏な状態になると頓服薬を内服してもらいます。

ただ、不穏時を内服すると副作用が嫌だ、精神状態により疎通が図れないなどで内服できない場合もあります。

内服ができなく精神状態が不安定で危険な場合は主治医より筋肉注射の指示となる場合があります。

他室出入り

認知症の方とは違い、わかって実行する方がいます。

食事介助や補食

自分で食事が食べれない以外に、幻覚や妄想などにより集中できない、食事と理解していないなどの状態の方に食事介助をします。

食事摂取量が少ない方にはエンシェアリキッドやブリックゼリー、プロテインゼリーなど補食として食べてもらいますが、それでも食べれない場合は点滴をします。

隔離、拘束

暴力や迷惑行動、危険行動などがあれば隔離や拘束をして対応します。


3、トラブル

認知症とそれ以外の患者が混在することで起こるトラブルを主に見ていきましょう。

認知症の方は他室出入りをすることがあり、それ以外の方が金銭的被害を受ける場合があり、トラブルとなりやすいです。

場合によっては認知症の方へ暴力をする事例もあるので注意が必要になります。

他には放尿されて汚れた、ベッドに知らない人が寝ている、私物を漁られた、物がなくなった、大声があって寝れないなどのトラブルは良くあります。


4、精神科看護は大変か楽か

結論、楽です。

これは一般病院と精神科病院で経験がある同僚が全てそう答えているからです。

特に一般病院では看護ケアの内容が多く分刻みで看護ケアをしているところもあり、記録はそれらが終わったあとにしていると意見が多くありました。

また、残業もほとんど毎日の様にあって、定時で帰れたことはないと話を良く聞きます。

認知症病棟では看護ケアが少ない代わりに臨機対応が多くありますが、多くは傾聴で解決します。

残業もほとんどないため、精神科病院の方が業務は楽なのではないでしょうか。


5、まとめ

精神科の認知病棟での業務は一般病院と比べると比較的楽なのだと思います。

他にも精神科の急性期や亜急性、療養病棟などでも働いた経験がありますが、同じ様に残業はなく仕事内容は楽でした。

ただ、入退院の件数や患者の状態によっては忙しくなる日もあります。

トータルとして一般病院と比べると楽なのだと思います。