「静脈血採血」の問題は看護師国家試験で多く出題されています。過去の問題を解いて点数アップを図りましょう。
1、過去の問題
過去の問題を見てみます。
必修
【不適切問題】
- 選択肢が不適切であるため。
静脈血採血の方法で正しいのはどれか。
- 駆血帯を巻いている時間は2分以内とする。
- 針の刃面を下に向けて血管内に刺入する。
- 静脈内に針を刺入したら強く内筒を引く。
- 針を抜いてから1分程度の圧迫止血を行う。
解答なし
必修
成人の静脈血採血で通常用いられる注射針の太さはどれか。
- 14G
- 18G
- 22G
- 26G
3.22G
必修
成人の静脈血採血で適切なのはどれか。
- 採血部位から2、3cm中枢側に駆血帯を巻く。
- 血管の走行に合わせ60度の角度で刺入する。
- 採血後は刺入部位を圧迫しながら抜針する。
- 刺入部位は5分以上圧迫し、止血する。
4.刺入部位は5分以上圧迫し、止血する。
必修
静脈血採血の穿刺時の皮膚に対する針の適切な刺入角度はどれか。
- 15〜20度
- 35〜40度
- 55〜60度
- 75〜80度
1.15〜20度
一般
真空採血管とホルダーを用いて静脈血採血を実施するときに、駆血を解除するタイミングで適切なのはどれか。
- 採血針を皮膚に穿刺した直後
- 真空採血管内への血液の流入が始まったとき
- 真空採血管内への血液の流入が終わったとき
- ホルダーから真空採血管を抜去した後
4.ホルダーから真空採血管を抜去した後
一般
静脈血採血時に使用する器具の取り扱いで適切なのはどれか。
- 真空採血管で採血する場合は素手で行う。
- 抜針した採血針はキャップをして破棄する。
- 針専用の廃棄容器は実施者の手の届く範囲に置く。
- 針専用の廃棄容器は廃棄物が投入口まで達したら交換する。
3.針専用の廃棄容器は実施者の手の届く範囲に置く。
2、ポイント
- 注射針の太さ:22G
- 駆血帯を巻いている時間:1分以内
- 刺入角度:15〜20度
- 駆血を解除するタイミング:血液を取り終えたあと
- 圧迫止血:5分以上
- 針専用の廃棄容器:実施者の手の届く範囲に置く
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ