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【感染経路】看護師が覚える感染の種類!看護師国家試験で出題された問題!

「感染経路」は看護師国家試験で良く出題されます。毎年出題されるぐらい出題頻度は高いです。必修問題や一般問題が多く出題されています。

飛沫感染と空気感染は間違えやすいため、しっかりと覚えます。

感染経路は垂直感染と水平感染の2つがあります。


 
 

1、垂直感染

胎盤や産道、母乳を通して親から児や新生児に直接伝播する感染のことです。

1).胎盤感染

妊娠中に胎内で親から児に感染します。

流産や死産、奇形、先天異常の原因となります。

  • 風疹
  • サイトメガロウイルス
  • 梅毒トレポネーマ
  • トキソプラズマ原虫
  • ヒト免疫不全ウイルス

特に妊娠初期は風疹の感染リスクが高いです。

2).産道感染

出産時に産道で親から児に感染します。

  • B型肝炎
  • ヒト免疫不全ウイルス
  • 単純ヘルペルウイルス
  • クラミジア
  • 梅毒

クラミジアでは新生児肺炎や封入体結膜炎の感染リスクが高くなります。

3).母乳感染

母乳哺育により親から新生児に感染します。

  • 成人T細胞白血病ウイルス
  • ヒト免疫不全ウイルス

 

2、水平感染

垂直感染以外の感染経路のことで、親子関係など関係なく固体間や異種固体間で感染することです。

1).飛沫感染

咳、くしゃみ、会話などにより、口から病原体が含まれた水滴「飛沫」が飛びます。

飛沫範囲は1〜2mで、これを吸い込むことで感染します。

  • A群溶血性レンサ球菌
  • 百日咳
  • インフルエンザ菌
  • 肺炎球菌
  • インフルエンザウイルス
  • RSウイルス
  • アデノウイルス
  • 風疹

2).空気感染「飛沫核感染」

咳、会話などにより、口から病原体が含まれた水滴「飛沫」が飛び乾燥します。

病原体が空気中を漂うため、距離をとっても同じ空間を共有するだけで感染するリスクがあります。

  • 結核菌
  • 麻疹
  • 水痘

3).接触感染

感染源に直接「握手、抱っこ」、間接「手すり、ドアノブ、おもちゃ」に接触することで感染します。

  • 黄色ブドウ球菌
  • 肺炎球菌
  • ノロウイルス
  • ロタウイルス
  • ヒゼンダニ
  • シラミ
  • 白癬菌

4).経口感染

病原体を含んだ飲食物を口にすることで消化管に達して感染します。

  • 腸管出血性大腸菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • サルモネラ属菌
  • カンピロバクター属菌
  • 赤痢菌
  • コレラ菌
  • ロタウイルス
  • ノロウイルス
  • アデノウイルス
  • A型肝炎

5).血液媒介感染

病原体が潜んでいる血液が、傷、粘膜などから感染します。

  • B型肝炎ウイルス
  • C型肝炎ウイルス
  • ヒト免疫不全ウイルス

6).蚊媒介感染

病原体を持った蚊に刺されることで感染します。

  • 日本脳炎ウイルス
  • デングウイルス
  • マラリア

 

3、過去の問題

過去の問題を見てみます。

過去問「必修」

母体から胎児への感染はどれか。

  1. 水平感染
  2. 垂直感染
  3. 接触感染
  4. 飛沫感染

2.垂直感染

過去問「必修」

空気感染を予防するための医療者の個人防護具で適切なのはどれか。

  1. 手袋
  2. N95マスク
  3. シューズカバー
  4. フェイスシールド

2.N95マスク

過去問「一般」

感染症と感染経路の組合せで正しいのはどれか。

  1. 結核tuberculosis───接触感染
  2. 麻疹measles───空気感染
  3. マラリアmalaria───飛沫感染
  4. インフルエンザinfluenza───経口感染

2.麻疹measles───空気感染

過去問「一般」

Aさん(­28歳、男性)。

海外出張で訪れたアフリカ地域から帰国後1週に39℃の発熱と解熱を繰り返すため外来を受診した。

腹部症状は特にない。

予測される感染症はどれか。

  1. マラリア
  2. コレラ
  3. 赤痢
  4. 破傷風

1.マラリア

過去問「一般」

高齢者が共同生活をする施設で、感染の拡大予防のために個室への転室などの対応を必要とするのはどれか。

  1. 白癬
  2. 帯状疱疹
  3. 蜂窩織炎
  4. 角化型疥癬
  5. 皮膚カンジダ症

4.角化型疥癬

過去問「一般」

風疹の疑いがある入院患者の隔離予防策で適切なのはどれか。

  1. 標準予防策
  2. 標準予防策と接触感染予防策
  3. 標準予防策と飛沫感染予防策
  4. 標準予防策と空気感染予防策

3.標準予防策と飛沫感染予防策

ポイントは、必修問題は基本的な問題が多くすぐわかりますが、一般問題は感染経路の予測や感染予防策を考えないといけないことです。


4、まとめ

  • 垂直感染
    1. 胎盤感染
      • 風疹「妊娠初期に感染リスク」
      • サイトメガロウイルス
      • 梅毒トレポネーマ
      • トキソプラズマ原虫
      • ヒト免疫不全ウイルス
    2. 産道感染
      • B型肝炎
      • ヒト免疫不全ウイルス
      • 単純ヘルペルウイルス
      • クラミジア「新生児肺炎や封入体結膜炎の感染リスク」
      • 梅毒
    3. 母乳感染
      • 成人T細胞白血病ウイルス
      • ヒト免疫不全ウイルス
  • 水平感染
    1. 飛沫感染
      • A群溶血性レンサ球菌
      • 百日咳
      • インフルエンザ菌
      • 肺炎球菌
      • インフルエンザウイルス
      • RSウイルス
      • アデノウイルス
      • 風疹
    2. 空気感染「飛沫核感染」
      • 結核菌
      • 麻疹
      • 水痘
    3. 接触感染
      • 黄色ブドウ球菌
      • 肺炎球菌
      • ノロウイルス
      • ロタウイルス
      • ヒゼンダニ
      • シラミ
      • 白癬菌
    4. 経口感染
      • 腸管出血性大腸菌
      • 黄色ブドウ球菌
      • サルモネラ属菌
      • カンピロバクター属菌
      • 赤痢菌
      • コレラ菌
      • ロタウイルス
      • ノロウイルス
      • アデノウイルス
      • A型肝炎
    5. 血液媒介感染
      • B型肝炎ウイルス
      • C型肝炎ウイルス
      • ヒト免疫不全ウイルス
    6. 蚊媒介感染
      • 日本脳炎ウイルス
      • デングウイルス
      • マラリア

5、追加問題

112回

飛沫感染するのはどれか。

  1. 疥癬
  2. 破傷風
  3. デング熱
  4. インフルエンザ

4.インフルエンザ


竜

勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ