看護師国家試験で「看護過程」がどのように出題されているのかまとめました。ポイントを覚えて確実に点数アップしていきましょう。
1、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
看護師が行う看護過程で適切なのはどれか。
- 問題解決思考である。
- 医師の指示の下で計画を立てる。
- 看護師の価値に基づいてゴールを設定する。
- アセスメント、計画立案、評価の3段階で構成される。
1.問題解決思考である。
過去問「一般」
看護過程における情報収集で適切なのはどれか。
- 既往歴は情報に含めない。
- 看護計画立案後も情報収集を継続する。
- 看護問題を特定してから情報収集を開始する。
- 不安の内容は closed question〈閉じた質問〉で情報収集する。
2.看護計画立案後も情報収集を継続する。
過去問「一般」
看護過程における情報の分析はどれか。
- 脱水状態である。
- 尿比重は1.030である。
- 痛みは1〜10の尺度で8である。
- 左腓骨骨折によるシーネ固定をしている。
1.脱水状態である。
ポイントはこの問題です。
看護過程における情報の分析はどれか。
- 脱水状態である。
- 尿比重は1.030である。
- 痛みは1〜10の尺度で8である。
- 左腓骨骨折によるシーネ固定をしている。
この問題では「情報」か「診断」を問われています。
- 脱水状態である。→診断
- 尿比重は1.030である。→情報
- 痛みは1〜10の尺度で8である。→情報
- 左腓骨骨折によるシーネ固定をしている。→情報
同じような問題が出題されたら、仲間はずれを探してみます。
2、基本
看護過程は知識体系や経験に基づいて対象者の看護問題を明確にして計画的に実施と評価を系統的、組織的に継続して取り組む活動の事です。
基本的なプロセスはアセスメント、問題の明確化(診断)、計画、実施、評価の5段階で行います。
アプローチの方法は問題解決型思考や目標志向型思考があります。
3、まとめ
- 思考
- 問題解決型思考
- 目標志向型思考
- プロセス「5段階」
- アセスメント
- 問題の明確化(診断)
- 計画
- 実施
- 評価
- 過去問「正解答」
- 問題解決思考である。
- 看護計画立案後も情報収集を継続する。
- 脱水状態である。
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ