人口に関係する問題は関連して覚えれば、色々な形で出題されても対応できます。覚えるポイントをまとめましたので良ければ参考にして下さい。
総人口に関する問題は、出題率が高いため必ず覚えます。
総人口は毎年「数字」が変わるため注意が必要です。
試験の年に合わせたデータを覚えます。
1、日本の総人口
まずは過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
平成29年(2017年)推計による日本の将来推計人口で令和47年(2065年)の将来推計人口に最も近いのはどれか。
- 6,800万人
- 8,800万人
- 1億800万人
- 2億2,800万人
2.8,800万人
過去問「必修」
平成30年(2018年)の日本の総人口に最も近いのはどれか。
- 1億人
- 1億600万人
- 1億2,600万人
- 1億4,600万人
3.1億2,600万人
ポイントになる所は、数字の桁になります。
数字を細かくて覚えるのではなく上から3桁の数字を覚えます。
この過去問の場合だと「126」の数字を覚えます。
覚える数字を簡略化すると良いのだ
他にも過去1番多い総人口や1億を下回ると予想されている年も覚えます。
- 2008年:1億2800万人「人口ピーク」
- 2050年:1億人未満「1億人を下回る予想」
人口に関係する問題の出題方法は色々な形で出題されるため、人口構成も合わせて覚えます。
2、人口構成
年齢3区分別人口が良く出題されます。
年少人口「0〜14歳」、生産年齢人口「15〜65歳」、老年人口「65歳以上」の割合になります。
「総人口×割合」の計算をすれば、年齢3区分別人口がそれぞれ何人いるかわかります。
他にも過去の推移を覚えておくとさらに対応できます。
過去の推移「年齢3区分別人口」
1、年少人口「0〜14歳」
- 1980年:約24%
- 2000年:約15%
2、生産年齢人口「15〜65歳」
- 1980年:約67%
- 2000年:約68%
3、老年人口「65歳以上」
- 1980年:約9%
- 2000年:約17%
この推移からわかることは次のことになります。
- 年少人口:減少
- 生産年齢人口:横ばい
- 老年人口:増加
過去の割合を覚えるとややこしくなるため、年齢3区分別人口の覚える割合は試験の年に合わせたデータだけ覚えます。
覚えるデータは必要最低限で良いのだ
過去の推移は、それぞれがどのように変化しているのかを覚えます。
3、まとめ
- 総人口:上から3桁を覚える
- 2008年:人口ピーク「1億2800万人」
- 2050年:1億人未満と予想される
- 年齢3区分別人口の割合:その年のデータだけ覚える
- 推移
- 年少人口:減少
- 生産年齢人口:横ばい
- 老年人口:増加
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ