「地域医療支援病院」について、過去の看護師国家試験では比較的出題されています。覚えることは意外と少ないため、さらっと覚えましょう。
特定機能病院と分けて覚えましょう。
1、地域医療支援病院とは
かかりつけ医から紹介された患者の診療などをする病院のことで、地域医療を支援する病院です。
病床数は200床以上で、都道府県知事の承認を受けることが必要です。
「救急医療を提供する能力」「地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力」を有する病院です。
2、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
医療法で「地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有すること」と定められているのはどれか。
- 助産所
- 診療所
- 特定機能病院
- 地域医療支援病院
4.地域医療支援病院
過去問「必修」
医療法に基づき高度医療の提供とそれに関する研修を実施する医療施設はどれか。
- 診療所
- 特定機能病院
- 地域医療支援病院
- 臨床研究中核病院
2.特定機能病院
過去問「一般」
医療法に基づく記述で正しいのはどれか。
- 病床の区分は療養病床と一般病床の2種類である。
- 地域医療支援病院は厚生労働大臣の承認が必要である。
- 無床診療所の開設には厚生労働大臣への届出が必要である。
- 有床診療所は19人以下の患者を入院させる施設を有するものである。
4.有床診療所は19人以下の患者を入院させる施設を有するものである。
次のことは必ず覚えましょう。
- 医療法で定められている
- 都道府県知事の承認
- 200床以上
- 地域の医療を支援する
- 救急医療を提供する能力を有する
- 地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有する
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ