「喫煙に関する事」について、過去の看護師国家試験で良く出題されています。必ず覚えましょう。
1、ブリンクマン指数
- 1日の喫煙本数×喫煙年数
健康保険を使って禁煙治療をする場合、ブリンクマン指数は200 以上が必要ですが、35歳未満の場合はブリンクマンは不要になります。
ブリンクマン指数が400以上になると発がんリスクが高くなります。
2、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
日本の平成24年(2012年)の国民健康・栄養調査における男性の喫煙習慣者の割合はどれか。
- 14.1%
- 34.1%
- 54.1%
- 74.1%
2.34.1%
過去問「必修」
平成29年(2017年)の国民健康・栄養調査で20歳以上の男性における喫煙習慣者の割合に最も近いのはどれか。
- 10%
- 20%
- 30%
- 40%
3.30%
過去問「一般」
健康増進法に基づき実施されるのはどれか。
- 受療行動調査
- 特定保健指導
- アレルギー疾患対策
- 受動喫煙の防止対策
4.受動喫煙の防止対策
過去問「一般」
Aさん(53歳、男性、会社員)は、数日前から耳鳴、めまい、耳閉感が出現し、突発性難聴と診断され入院となった。副腎皮質ステロイド薬の投与で症状が改善したため退院することになった。入院前の生活習慣は、外食2回/週、飲酒(ビール700mL)/日、睡眠6時間/日、入浴1回/日、喫煙20本/日、散歩2回/週。
退院後の生活で、Aさんが控えるべき事項はどれか。2つ選べ。
- 飲酒
- 外食
- 喫煙
- 散歩
- 入浴
1.飲酒
3.喫煙
過去問「一般」
健やか親子21(第2次)の基盤課題Bのうち、学童期・思春期の課題の指標となっているのはどれか。
2つ選べ。
- 十代の喫煙率
- 十代の自殺死亡率
- 十代の定期予防接種の接種率
- 児童・生徒における不登校の割合
- 児童・生徒におけるむし歯(う歯)の割合
1.十代の喫煙率
2.十代の自殺死亡率
次のことは覚えましょう。
- ブリンクマン指数:1日の喫煙本数×喫煙年数
- ブリンクマン指数400以上:発がんリスク
- 禁煙治療:ブリンクマン指数200 以上、35歳未満の場合ブリンクマン指数は不要
- 喫煙習慣者の割合:男女
- 健康増進法:受動喫煙の防止対策
- 健やか親子21(第2次):基盤課題B(学童期・思春期の課題の指標)は十代の喫煙率
3、追加問題
112回
喫煙指数(Brinkman〈ブリンクマン〉指数)を算出するために、喫煙年数のほかに必要なのはどれか。
- 喫煙開始年齢
- 受動喫煙年数
- 家庭内の喫煙者数
- 1日の平均喫煙本数
4.1日の平均喫煙本数
113回
令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査で20歳以上の男性における喫煙習慣者の割合に最も近いのはどれか。
- 7%
- 17%
- 27%
- 37%
3 27%
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ