「アスピリン」は看護師国家試験ではあまり出題されていませんが、基本を覚えることをお勧めします。
薬剤の問題は基本的なことが出題されることが多いため、点数を取りやすいです。
1、アスピリン
総称名はアスピリンで、一般名はアスピリンとアセチルサリチル酸のことです。
代表的な解熱鎮痛消炎剤で、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID) 、抗血小板薬です。
また、川崎病用剤であるため、川崎病の治療薬として使用されることがあります。
副作用はNSAIDであるため消化性潰瘍や腎障害があります。
他に出血傾向とアスピリン喘息があることを覚えます。
また、ライ症候群へのリスクがあるため15歳未満のインフルエンザや水痘に罹患している患者への投与はリスクが高くなります。
2、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「一般」
抗血小板作用と抗炎症作用があるのはどれか。
- ヘパリン
- アルブミン
- アスピリン
- ワルファリン
3.アスピリン
ポイントは抗血小板作用と抗炎症作用があることを覚えます。
3、まとめ
- アスピリン:アセチルサリチル酸
- 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID)
- 抗血小板薬
- 川崎病用剤
- 副作用
- 消化性潰瘍
- 腎障害
- 出血傾向
- アスピリン喘息
- ライ症候群のハイリスク
- 15歳未満のインフルエンザや水痘の罹患者
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ