「介護老人保健施設」について、過去の看護師国家試験では比較的出題されています。選択肢でも良く出てくるため、覚えることをお勧めします。
1、介護老人保健施設とは
要介護者が入所して看護や医学的管理の下で必要な医療や日常生活上の世話を受けることができる施設のことです。
常勤の医師の配置が義務付けられています。
似たような施設名で「介護老人福祉施設」があるため注意が必要になります。
介護老人福祉施設は、入所する要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行うことを目的とする施設
介護老人保健施設や介護老人福祉施設は介護保険法で定められています。
2、過去の問題
過去の問題を見てみます。
過去問「必修」
介護老人保健施設の設置目的が定められているのはどれか。
- 介護保険法
- 健康保険法
- 地域保健法
- 老人福祉法
1.介護保険法
過去問「必修」
要介護者に対し、看護・医学的管理の下で必要な医療や日常生活上の世話を行うのはどれか。
- 介護老人保健施設
- 短期入所生活介護
- 保健センター
- 有料老人ホーム
1.介護老人保健施設
「介護保険法」で定められていることや「常勤の医師の配置」が義務付けられていることは覚えましょう。
「看護や医学管理の下」というキーワードは介護老人保健施設の特徴であるため覚えましょう。
竜
勉強お疲れ様なのだ
休憩も必要なのだ